今回から数回に渡り、家づくりの手順についてお伝えします。

家づくりを始めようと思ったとき、あなたならまずはじめに何をしますか？
ほとんどの方は、まずは住宅展示場や見学会に行きます。
実はこれ、完全に間違った手順です。

なぜだと思いますか？
大手ハウスメーカーの家を見たり、
建築雑誌に載っている会社の見学会に参加する。
一見正しい手順のように思いますが、
実は、これが多くの方が家づくりを失敗する理由なんです。

ざっくりですが、住宅会社は人口約１０００人に対し１社あります。
人口１００万人の街だったら、１０００社あることになります。
通常どんなに頑張って比較検討しても３０社くらいが限界です。
つまり残り９７０社の家を検討しないまま、
家を建てているのです。

また、あなたが比較検討する会社とは、
住宅展示場に出店している会社、
見学会の広告宣伝活動をしている会社、
営業スタッフがいて営業活動をしている会社、
そして、ホームページを持っている会社です。

このように広告宣伝費かけて情報を発信している会社は、
全体の割合から換算すると、
非常に少ないのが現状です。

では、情報を発信していない会社はどうやってお客さんをとっているのでしょう？
それは、地域に密着して、口コミだけで建築を頼まれているから、
広告する必要もなかったりします。
そういう住宅会社の中にこそ、地域の人々に愛され、
いい家を建てている会社があったりします。

だから、ほとんどの人がそんないい会社に巡り合うことなく、
家を建てているんです。

今回はここまで。
次回をお楽しみに。