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太陽の熱をシャットアウト

2017/05/05 (金)

上の写真は屋上の下に遮熱材を敷いている様子です。

屋根の代わりに屋上庭園を造る場合は特にこの遮熱材は有効です。

遮熱材は太陽の熱を遮断する効果がありますので、

夏場に太陽の照りつける熱をシャットアウトしてくれます。

更にこの下には天井に断熱材を敷くので、

空からの熱はほぼ入ってこないようにできるのです。

ただ、この遮熱材を施工する場合、

遮熱材に直接くっつけて屋上の床下地を施工してしまうと、

熱伝導が発生し、熱が下に伝わってしまいます。

なので、ここに母屋を引いて床との間に空間を設け、

熱伝導が起こらないようにするんですね^^

 

次に下の写真。

壁一面に貼ってあるのはダイライトという耐力面材です。

簡単に言うとこれを貼ることにより耐震性がアップします。

もちろん普通の合板を貼っても耐震性はアップしますが、

このダイライトという材料は防火性に優れているのです。

試しに燃やしてみたことがありますが、

全然燃えませんでした。

 

また、写真では、壁一面全てにダイライトガ貼られていますが、

実は、全ての面に貼ったら地震に強くなるということではないのです。

全面にしっかり張ることによって効果を発揮しなくなる場合もあります。

要は、何でもかんでも貼ればいいというわけではなく、

バランスが大事なのです。

ただ、防火の意味で、通常は全面に貼っていますが、

必要ない部分は、釘の本数を減らしてバランスをとっています。

 

以上現場レポートでした。

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