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ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット

2016/08/31 (水)

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屋根や外壁に使用されるガルバリウム鋼板という建材はご存知でしょうか?
特に、外壁にサイディングを使用するかガルバリウム鋼板を使用するか、

迷っている方が多いのではないでしょうか?
そこで、ガルバリウム鋼板のメリットとデメリットをいくつかお伝えしたいと思います。

 

【ガルバリウム鋼板とは?】

 

ガルバリウム鋼板とは鉄がベースの合金の板に金属メッキ加工を施したものです。
この金属メッキはアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の比率でできたメッキです。
このメッキのおかげで錆びにくく長持ちするのです。

 

また、モルタルやセメント系の材料と比較すると非常に軽いため、

家にかかる負担も大幅に軽減されます。

 

もちろんメリットだけでなくデメリットも存在しますので、
両方を知った上で採用を考えるべきだと思います。
では、ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットをご説明いたします。

 

 

【ガルバリウム鋼板のメリット】

 

(1)錆びにくい
通常金属系のサイディングは軽くて丈夫だけど錆びやすいのですが、
ガルバリウム鋼板は錆びにくいのが特徴です。
トタンと比べると、その錆びにくさは数倍と言われています。
ちなみにガルバリウム鋼板と途端を一緒のものだと考えておられる方が非常に多いですが、

全く違います。

 

(2)高耐久性
トタンの寿命は10~20年と言われていますが、錆びにくいガルバリウム鋼板は

20~30年もつと言われています。

 

(3)耐震性が高い
屋根や外壁に重たい素材を使用すると、地震が発生した際に非常に負担がかかります。
ガルバリウム鋼板は非常に軽いため地震が発生しても家に負担がかかりません。

 

それでは次にガルバリウム鋼板のデメリットをご紹介します。

 

【ガルバリウム鋼板のデメリット】

 

(1)衝撃に弱い
ガルバリウム鋼板は非常に薄いため、重いものが当たると凹みます。
また金属なので凹むと車のボディーのように凹みが目立ちます。

 

(2)費用がかかる
メンテナンスが少ない反面、施工費が高くなってしまう場合があります。
また、ガルバリウム鋼板自体には断熱性のが備わっていないため、
断熱に関しては断熱材に頼らざるを得ません。

 

(3)見た目に賛否両論
デザイン性の分かる人には、「かっこいい」「シンプルモダン」と感じますが、

人によっては、「トタンみたい」「倉庫みたい」などと感じる人もいます。

もちろん、デザイン性に人の意見は関係ありませんので、
自分のいいと思うものを選べば良いと思います。

 

 

以上がガルバリウム鋼板のメリット・デメリットです。
採用を検討しようかどうか迷われている方は、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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