シックハウス症候群対策と3つの効果的な自然素材
2016/09/03 (土)
近年建てられている住宅は、気密性や断熱性が向上したことにより、
有害物質が室内を汚染し、人の健康に悪影響を及ぼしています。
症状は、
・目がちかちかする
・吐き気
・頭痛
・湿疹
等さまざまです。
また、気密性が高いということは気流の流れが少なく、
湿気が高いとカビ等も繁殖しやすくなります。
昔の家はすきま風が入ってきて寒かった反面、
気流の流れはバッチリだったので、こういった問題はなかったそうです。
このような症状をシックハウス症候群といいます。
原因は、建材などから発散されるホルムアルデヒドや、
塗料などに含まれる有機化合物(VOC)があります。
ではシックハウス症候群に対する対策についてご説明します。
<適度な湿度を保つ>
カビやダニは湿度が高いところが大好きです。
湿度を調整するために換気をすることを心がけてください。
換気をする際は複数の窓を開けて、風が部屋を通り抜けるように
してくだしさい。
また、部屋の湿度は50%くらいが良いと言われています。
高気密な家は、洗濯物を室内で干すと湿度が上がってカビが生えやすく
なってしまうので、できるだけ外で干すようにしましょう。
それでは、シックハウス対策でおすすめする建築素材をご紹介します。
【①無垢材】
無垢材には有害物質が含まれていないため、気密性が高い家でも
安心です。
また、無垢材は調湿効果もあるので、湿度を最適な状態に保ちやすいです。
【②漆喰】
漆喰は日本の建築で昔から取り入れられてきた自然素材です。
調湿効果や消臭効果があります。
またデザイン性にも優れていて、塗り方のパターンを変えたり、
最近では色も付けることで、様々なデザインに用いられます。
【③シラス壁】
シラス壁は火山灰を主原料にした塗り壁材です。
漆喰同様の効果があります。
以上、シックハウス対策について説明させていただきました。
是非ご参考にしてください。