設計士とつくる
「暮らし」のための
家づくり

こんにちは、設計士の奥野です。

私たちに頼んでこられるお客様の多くは、デザインや機能など自分らしさを出したいこだわりがある方が多いのですが、その方たちの心のなかから、潜在的な希望を引き出し、デザインと居住性のバランスが取れたご提案を行うのも、私たちの仕事です。


「家」と「お店」は違います。家を建てるときには、デザインだけではなく、居住性の良さや、生活をするときの心地よさを考えなければなりません。そのため、施主様が希望されるデザイン（例えば鉄製のサッシを希望されるとか）が、「格好良くはあっても、実用性には向かない」という場合は、そのデメリットもしっかり告知するようにしています。

そうして作りあげた家は、「設計士の作品」ではなく、「施主様の生活の場」となります。そこに住む人の気持ちやこだわりを一番に考えて、施主様ご家族がさらに家に愛着を持てるよう、壁などを一緒に塗ることもあります。そうして作られた家は、施主様にとって特別な居場所になっていきます。

依頼されるお客様の多くは、その人その人の個性や希望がありますが、なかには、「何も決まっていない」という方もおられます。

でも、安心してください。

じっくりしたヒアリングと打ち合わせを重ね、お客様と触れ合うことで、その方の求める理想像や好みの家の形が見えてきます。その要望を引き出して形にしていくお手伝いを、私たちはすることができます。そうしてまとめたコンセプトをどのように表現するかもまた、設計士の仕事なのです。お客様の「暮らしへの想い」を大切に、しっかりと向き合うために私たちは”年間５棟”と限定して家づくりを手がけています。

家を建てるときに、一番大切なのは、誰がなんと言おうと、「施主様の満足できる家であること」です。デザインの素敵さ、住み心地の良さ、そして愛着心。それらをすべて満たす、「満足のできる家」を一緒に作り上げていきましょう。