今回から、具体的な家づくりの手順についてお伝えします。

まず最初は、「自分たちの予算を知る」ことです。
つまり、いくらまでなら家を建てるのにお金をかけることができるかです。
ほとんどの方が、住宅ローンを組んで家を建てます。
ただ、「いくらまで借りられるか」を基準にして予算をたてる人が非常に多いです。
この予算のたて方では失敗します。
毎月「いくらまでなら返済に回しても大丈夫か」を基準に予算をたてるべきです。

ところで家を建てる目的ってなんだと思いますか？
目的をしっかり持たずに家づくりをすると失敗します。
大抵の方が家を建てることが目的になっていますが、
本来の目的は違うのでは？
家を建てる目的は、
建てたあとに家族が楽しく幸せな生活を送ること、
にしなければいけません。

家を建てることが目的になると、
いい家にするために予算をかけることになります。
そうすると見積額も上がり、毎月の返済が増え、
切り詰めた生活を余儀なくされ、夫婦喧嘩が勃発。

こうなっては、家を建てた意味が全くありません。
それどころか逆効果で、家族が不幸になってしまいます。
だから、正しい目的を持って、自分たちが組んでも大丈夫な予算を組む。
そして、家を建てたけど前より生活水準が上がる予算組みが理想です。
ゆとりある予算組みを心がけてください。

今回は以上です。
次回をお楽しみに。