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ハウスメーカーと工務店の3つのメリット・デメリット

2016/09/30 (金)

e1dx9587住宅を建てるときにまずやることは建築会社を探すことです。
大きく分けると、ハウスメーカーと工務店があります。
今回は、ハウスメーカーと工務店の3つのメリット・デメリットをお伝えします。
どこで建てようか迷っているのであれば是非ご参考にしてください。

<ハウスメーカー>
一般的には大手の住宅メーカーの事です。
各地の住宅展示場にモデルハウスを設置し、
幅広いエリアで対応が可能です。
またスタッフの数が多いことも特徴の一つです。

【メリット】
①大手という安心感とアフターケア
会社が大きいので信用があり、
倒産する可能性が低いので安心感があります。
また、アフターメンテナンスや保証が充実しています。

②実際の家を気軽に見ることができる
住宅展示場にモデルハウスが常設されているので、
見たい時にいつでも見学することができます。
ただし、展示場にあるモデルハウスは、
大抵ものすごく立派に作られているので、
同じものを建てるとびっくりするような価格になってしまいます。
部分的に参考にするようにしましょう。

③工期が短い
大量生産された規格品の材料を使用し、
施工のマニュアル化によって工期が短くて済みます。
だいたい3ヶ月以内には完了します。

【デメリット】
①自由に設計できない
自由設計といっても、実際は決められたプランがあり、
そこから間取りを選び、多少変更するというスタンスです。
仕様も決められており、細かいところまで変更することができません。
全体的に融通が利きにくいです。

②価格が高い
住宅展示場の建設費や維持費、広告宣伝費、
大量にいるスタッフの人件費等々、
莫大な経費がかけられています。
もちろんそれが住宅の価格に上乗せされていますので、
工務店と比べると価格が高くなります。
また、①で上げたように融通が利きにくいことから、
ちょっとした変更でも高い追加料金がかかってしまいます。

③担当がたくさんいる
家づくりのステップごとに担当が変わります。
営業・設計・工事というように担当が変わるので、
コミュニケーションがうまくいかないことがあります。
また、人事異動などがあるので、引渡し後当時の担当者がおらず、
建築の経緯が分かる人がいなるパターンが多いです。


<工務店>
地域に密着して比較的小さい規模で運営している会社です。

【メリット】
①デザイン・設計の自由度が高く融通が利く
自由度が高いため細かい要望にも応えてくれます。
担当者も基本的には最初から最後まで一緒です。
特に社長が担当することが多いので、
間取りプラン・素材選び・予算とのすり合わせ等
内容の濃い打ち合わせができるのが特徴です。
施工中の追加変更にも融通を利かせてくれます。
こだわった家づくりができます。

②距離の近さ
地域に密着しているため、アフターメンテナンスの際も
迅速な対応をしてくれます。
また、引渡し後、ちょっとしたことでも直接連絡が取りやすく、
相談しやすいのも特徴の一つです。

③価格が安い
ハウスメーカーと違ってモデルハウスや広告宣伝にお金がかからないため、
ハウスメーカーと比べると価格が安くなります。
自分たちの予算内で希望を叶えてくれます。

【デメリット】
①会社の規模が小さい
常設のモデルハウスを持っていないため、
実際の建物を見たい時に見ることができません。
また、規模が小さいと倒産するのでは、という
イメージを持ってしまう方が多いようです。

②職人さんの技術の差
職人さんの技術によって細かい納まり等の仕上がりに
差が出ることがあります。

③完成までに時間がかかる
自由度が高いため、細かい要望にも応えられる一方、
打ち合わせをじっくりするため比較的時間がかかります。
そして、こだわってつくるため、工事の期間も長くなります。
一般的に、4ヶ月~半年かかる場合が多いです。


以上がハウスメーカーと工務店のメリット・デメリットです。
是非参考にしてみてください。

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